どうも、9年間食に関わって飯を食ってきたまるです。
料理嫌いなそこの君たち。
時間かかるし~胃の中に入ったら全部一緒だし~と思うかもしれない。(引用元:姉)
料理ってただ食べるための行為だと思っちゃってない(゜_゜)???
ちゃうちゃう。
料理って、いかに愛情で人をぶん殴るかって行為だから。
美味しく作ることだけが料理だと思っている人はまだまだ甘い。
「料理上手=美味しく作る」と言うのが一般的な認識かもしれないけど、美味しく作ることだけに特化している人はまだまだ本当の料理上手とは言えません。(めっちゃえらそうごめん。)
料理って台所に立ってからが始まりじゃなくて、
例えばお母さんであれば家族の体調とか、なんなら季節とかも加味した上でまずは献立を考えるところから始まっています。
そして実はここが一番大事な料理上手ポイント(・_・)
なぜなら高熱の時にカツ丼出てきても食べられないし、真夏日に熱々の鍋が出てきても「冬に食べたいんだが」ってなる。
つまり美味しさを感じるのは口だけじゃない。
まずは相手の心、体の状態に自分の心を向けること。
これが料理の基本のきでもあって、
相手がどうしたら幸せになってくれるのかを考える「愛情」そのものでもある。
「作る相手もいないし愛情を向ける相手もいない」って人。挙手。
そんな人は自分に向けてあげましょう(゜_゜)
確かに他の人に向けて作るのと自分に向けて作るのでは気合の入り方はだいぶ変わる。めちゃめちゃにわかる。これは料理上手な人も一緒です。
でも、大切なのは自分の心と体の状態に目を向けること。
胃腸の調子が悪かったらコンビニ弁当に大根おろしをつけて少しでも手をかけてあげるとかでもいい。
それだけでも、本当にすごい。
1人なのに、よくやってるな、よくやってるよ。
ちなみに手をかけるのは朝か夜がおすすめです。
朝ごはんは頑張ってね、で、夜ごはんはお疲れさま、の意味になる。
それはたとえ自分が自分に向けた物でも、大切にされている感覚になります。
料理が嫌いな人はもっと自分を大切にしていい。
もっと自分を愛でぶん殴れ(゜゜)
大切な人ができたらまずは料理を学ぶべき
食事というのは、落ち込んでいる友達や気になる人をご飯に誘ったり、ミスした同僚と飲みに行ったりするだけで、「ドンマイ」とか「元気出せよ」とか「今ちょっと気になってます」って言葉を言わなくても伝わっちゃうすごい威力を持っている。
食は言葉がいらない1番のコミュニケーションです。
悲しいことに、人生の中で言葉で解決できるものはそれほど多くない。
言葉にすると分かりやすくはなるけど、人は言葉にしてほしくない時もあります。
「お前に何が分かんだよ」ってなってしまう。
もし大切な人がそんな状態の時には、ぜひ料理を作ってあげてほしい。
言葉にしなくたって「心配してるよ」「一緒に過ごしたい」「大好きだよ」がちゃんと伝わります。
好きな人に愛を伝える方法を、1つ増やしてみませんか?
「料理で覚えるべきことは、技や知識ではなく、愛情の表現です。」
引用:「伝わるちから」/著:松浦弥太郎
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