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植物を上手に育てられる人になりたい

植物を上手に育てられる人が好き。

お話もできない、表情も分からない、そんな植物を上手に育てられる人は、人に対しても優しくて気遣いができる人に決まっているからだ。(植物好きには表情が分かるらしい)

かく言う私は、植物を上手く育てられない人種。
水をあげすぎてダメにしてしまったり、肥料をあげすぎてダメにしてしまったり、加減というものがイマイチつかめない。

振り返ると、肥料をあげすぎてダメ男を製造してしまった経験があるので本当に注意したいと思ってはいる。(ごめんなあの時のダメ男)


我が家のししとう、バジル、大葉


「オクラに芽が出たよ!」

旦那が今朝一番に目をキラキラさせながら言ってきた。
週末に植えたオクラの種から芽が出たらしく、朝7時に大人2人でキャッキャしていた。

にょきっ

毎年プランターで野菜を育てているのだけど、お世話は旦那の朝の日課で、私は基本的には食べる担当。
あとは「今日もいかしてるね~」「おっきく育つんだぞ~」という褒め言葉担当。
愛猫のチャイは、たまに葉っぱをペシペシして世間の厳しさを教える担当。

そんな役割分担をしながら毎日野菜が大きくなるのを家族みんなで愛でている。



今朝、大葉が良い感じの大きさになったので採って食べようとしていたところ、旦那に「大きい葉っぱは光合成するために残してあげようか」と言われてハッとした。

食べ頃を逃さずに収穫するのが植物への感謝の気持ち!正解!と思っていたが、あえてタイミングを逃すことが成長に繋がることがあるようだ。

人生も同じだな…。と。

確かに全てベストなタイミングで選ぶことのできる人生は、なんだかあまり人として成長できない気がする。
良いことだけが自分の身になっている訳ではなくて、むしろ今でも役立っている教訓って、タイミングを逃して後悔して、だからこそ身に付いている気がするのだ。

なるほど。
次から失敗した時は、「あえてタイミングを逃した」と思おう。
「これは自分に必要だった」って思おう。

私が大きく大きく育つために、しっかり光合成をするために、酸いも甘いも知っている深くて優しい緑色の葉っぱを残していくのだ。





ps.大葉に関しては「他の葉っぱもあるし、明日食べよ。」ってなったのは秘密。

葉っぱぺしぺし担当の足が忍び寄る。

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